図鑑 / 建物
東京スカイツリーの心柱の形のワケ
Q. 東京スカイツリーの中心には、塔の本体とは別の、コンクリートの柱(心柱)が立っています。地震のときの役割は?
- 本体とずれて揺れることで、塔全体の揺れを打ち消す
- 地下の深い地盤まで届き、塔を引っぱって支える
- 揺れを感じると、自動で地面に沈みこむ
- 重いアンテナを、ひとりで支える
答え
本体とずれて揺れ、揺れを打ち消す
心柱は、直径8m・高さ375mの鉄筋コンクリートの円筒です。高さ125mより上は、塔の本体と「ダンパー」(揺れを吸収する装置)でつながっています。
地震や強い風のとき、重い心柱と鉄骨の本体は違うリズムで揺れます。その動きのずれをダンパーが吸収して、塔全体の揺れを抑えます。地震の揺れを最大で約5割減らせるといわれています。
設計した日建設計によると、最新の仕組みを考えたら、五重塔によく似た構造になったので「心柱」と名付けたそうです。